パワースポーターとは

  パワースポーターは、身体運動原理(キネシオロジー)に基づき『あらたに考案された装身具』です。 

      

  パワースポーターは、2003年前後にアメリカ合衆国で発表された ゛筋の共収縮 "という原理を基に開発されました。        

  筋肉が縮むことで、ヒトは様々な運動をすることができます。しかし筋肉は一方向しか縮むことができないという性質があります。

  動作や運動のために縮んで力を出す 筋肉を「主働筋」と呼びますが、主働筋が縮むだけでは、動作や運動ができません。        

  縮んだ主働筋を伸ばす役割を持つ筋肉として「拮抗筋」があります。このほかに主働筋と一緒に働き、助ける役割の筋肉として「協働筋」というものがあります。 ”筋の共収縮 ”とは筋肉の一部に圧力を加えることにより主働筋、協働筋、拮抗筋の動作、運動に 関連するすべての筋肉が収縮することを言います。

  パワースポーターは、筋肉の収縮が、その筋肉に対する外圧により弛緩する性質や主働筋、協働筋、拮抗筋がともに外圧により共収縮するという原理を利用しています。 過度に緊張した筋肉の部位に押圧を加えることにより、緊張を解き、反対に衰弱した筋肉には適度な緊張収縮を促すものです。このことにより、姿勢の矯正、腰痛や背痛 ・肩痛が緩和されます。

 

  パワースポーターは、いわゆるサポーターやコルセットと同様に各部位に巻いて使用しますが、原理は全く異なります。

  従来のサポーターやコルセットの類は、痛めた部位を固定して動かさないようにして保護する「拘束具」です。

  これに対してパワースポーターは固定するのではなく、押圧パットにより装着した部位の筋肉の一部分に圧力を加えて刺激して、よく動くように工夫されたものです。

 

パワースポーター(腰用)が作用する筋肉



パワースポーターの効用

 

  上述の通り”筋の共収縮”を利用したパワースポーターには、腰用、膝用、手用、足趾用があります。

  これらに共通しているのは、押圧パットの作用で身体の各部位に付随する主働筋、協働筋、拮抗筋のすべての筋肉を動かすことにより姿勢正し身体の安定を保つ、全く新しい考え方の「ケアアイテム」ということです。

 

  さらに、従来のサポーターやコルセット類は、筋肉を拘束するので痛みがない場合は外さないと筋肉が痩せてしまうのに対しパワースポーターは年中着用しても問題がない、ということです。        

 

  特に重労働や長時間の同じ姿勢(運転やデスクワーク)などで負担がかかっていた一部の筋肉への負荷が緩和されるので、 疲労の軽減、また痛みを伴う場合はその改善 も期待できます。